石川様

 今年の夏、初めてFPの家で、過ごしました。
菅野建築の担当者の方から、「エアコンはスイッチを切らずに、自動運転をして下さい。その方が、電気代がかかりませんから。」と説明されて、正直とまどいました。
最初のうちは、少しの間でかける時も、エアコンのスイッチを切っていました。2時間くらいの外出でしたが、帰ってきて、玄関を開けると何となく涼しいのです。外は、35度を超える猛暑で、車のエアコンもあまり効かないほどです。信じられない保温力だと思いました。
だまされたと思い、一台だけは、エアコンを自動運転にして、スイッチを切らないようにしてみました。
すると、26坪程度ある1階のすべてがいつも27度くらいで、とても快適になりました。トイレやお風呂、納戸までもがです。。。本当に驚きました。
今度は電気代が心配になってきました。猛暑の8月中、ずっとエアコンのスイッチを切らなかったのだから、相当の電気代がかかったのだろう。でも、快適だったのだから、仕方ないと思っていました。でも、請求書を見て、びっくりしました。¥12,000です!何かの間違いかと思いました。電力会社から追加請求があるのでは、、、、と心配していましたが、そんなことはなく、通常どおり翌月の電気代の請求がありました。8月ほど暑くはなかったのですが、やはりエアコンはつけっぱなしだったので、心配していました。でも、請求額は、¥9,000程度でした。
改めて、FPの家の性能に驚きました。最初はちょっと高いと思ったのですが、今はFPの家を選んで本当に良かったと思っております。

松島様

 FPの家に住み始めて、丸一年が経ちました。
引越した当初は、24時間家中を冷暖房しても、電気代が、それ程かからない事と、家中どこへ行っても快適な事に、驚き、喜んでました!その生活が当り前になってくると、改めて、“換気システム”の凄さに感動し始めました。計画段階では、“換気システム”は付録に付いて来るもの・・・くらいの感覚でしたが、実はこれが凄い!!という事に気付きました、6月のジメジメした季節でも、湿気取りは玄関収納くらいでしか必要ないし、お風呂も朝になると、すっかり乾いているので、床や壁はカビ知らずで、お掃除もとっても楽です。窓を開けた方が、ホコリや虫などが入ってきて不快な為、今では窓を開けている事が少なくなりました。
2時間に1回、空気が入れ替わっているというのは、目に見えないけれど、身体で感じるものなのですね。快適な温度で、空気も清々しいので、今では出来るだけ窓を開けないで暮しています。

増渕様

 引越しをして、消耗品等を買い、トイレのフタを開けて芳香剤を置いたところ、まったくと言って良いくらいに香りがしませんでした。使い始めのキツイ匂いも吸い込んでしまう吸収力、これがFPの24時間換気システムなのかと驚き、ならばと換気スイッチをONにしてダイニングで焼肉をしてみましたが、食事を済ませて約30分後には匂いは消えファブ○ーズ要らずです。
そして、気密性ですが、夏、冷房のない部屋でも扇風機を廻せば充分過ごせます。冬は暖房効果の悪い吹抜けの玄関でも暖かく、温度がほぼ一定なので我が家の間仕切りドアは常時開けたままです。
 「夏は涼しく、冬は暖かい」エアコンの連続運転をすればその通り快適に過ごせる家です。欠点としては、風の強い時、こまめに調整をしないと吸気口の音が気になります。(周りに民家、道路がない為かも)
FPの家とは関係ありませんが、お風呂のミストサウナはお勧めです。

浜野様

 私の新居は菅野建築さんの手で完成したばかりである。
この新居は設計図に画かれたものより、一段良いものとして建設していただいた。心から感謝している。同時に私には信じられない体験だったので、その体験を報告したい。
私は5年ほど前から新居の準備に着手した。注ぎ込める金額は知れたものという現実により、当初から夢追いは断念せざるを得なかった。それでも一生に一回ものだから、悔いが残らないようにということを心掛けた。
出発点は「いい家が欲しい」という本である。その後、見学会やセミナーに良く出かけたりして、結論はFPの家に辿り着いた。
問題はFPの家を造っていだだくとすれば、株式を上場しているような大手メーカーではなく、地元の工務店と契約し施工していただく、という点だった。大手メーカーにはこの点を徹底的に衝かれた。特に施工監理に問題があると言われた。私は建築士の資格を持っていると伝えてあったが、大手メーカーは現場に行ける回数や習熟度の点で、施主の工務店に対する施工管理は無理だという。もっともな話である。
大きな建物になれば、建設金額の10〜20%の費用をかけ、契約書とおりの家ができるよう施工監理を行う。そうした費用を掛けてさえ、なかなか契約書とおりに建てられることはない。私の仕事上の経験でも、構造や仕様上で大きな欠陥はない、見栄えや汚れで施主からクレームはつかない、という点は問題なかったにしろ、厳密な意味で、契約書とおりの建物が完成したことは一度もなかった。
普通はそうした点が表に出ることはないが、神戸淡路大震災の被災例でわかるとおり、日本では一二を争う建設会社で造られたマンションでさえ、信じられないような施工不良で倒壊した。
私は「いい家が欲しい」で必要条件とされた工務店を選択した。確信があった訳ではない。賭けたのである。
今回、自分の家をたてるにあたって、施工に入った後は、「手抜き」をされないように意を注ぐことにした。菅野建築さんの施工が始まると、予想が違った。コンクリート基礎の段階から、「設計変更」が始まった。菅野建築さんが追加費用を持つ形で、設計図より優れた家を造ろうとした。養生期間も十二分に取り、後々より良い家になるように気遣ってくれたのである。この後、同様な事例を幾つも目の当たりにした。
これを読まれた方が、菅野建築さんに過剰な期待をしないように具体的な事例は差し控えたいが、当たり前の事をしているだけだという感じで施工を進めていただいた。私には面食らうような体験だった。当然ながら、何一つトラブルがなかったということでも、契約金額を無視したような施工をしていただいた訳でもない。
そうした経緯を前提にしても、施主として十分に満足する施工をしていただいたと感謝している。菅野建築さんは設計書より優れた住宅を造っている。菅野建築なら施工監理は必要なかった。何よりの実感である。
また、施主としては、施工途上での設計変更に応じていただくことが重要である。設計時十分に検討したつもりでも、建物が形作られていくうち、自分が持っていたイメージとの違いが、どうしてもでてくる。そうした要求に快く応じていただいた。この点でも満足できる家を造っていただいたと、菅野建築さんに感謝している。


施工内容 : 新築 / 施工年 : 2003年07月

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